導入事例:カーフコート

有限会社トヨニシファーム 様(北海道・帯広市)

「カーフコートに襟を付けるという発想が良い。これは効果が高いです」

ホルスタイン種の牛肉を味わい豊かなブランド「豊西牛」として販売することで知られるトヨニシファーム。黒毛和種やF1種を含めて5,000頭弱を飼育し、繁殖から肥育、出荷までの一貫生産体制を敷いている。
ここでは生後3日程度で仔牛をカーフハッチに移す。ハッチのある房自体をヒーターで暖めるため、カーフコートの使用は小さく生まれた、あるいは虚弱な個体が主となる。昨シーズンからカーフコートを一部導入したが、開発協力にも携わった生産部門のスタッフ・松島菊朝さんの評価は、1シーズンを終えて総じて高い。
「弱い仔牛に選んで着せていることもあるので、防寒着に求めるのはとにかく保温性です。そういった意味から、カーフコートの襟は非常に有用。これまでは100円ショップで買ってきたネックウォーマーを付けていましたが、このコートを着せる牛にはそれが不要になった。腹巻についても同じことが言えます。床出しで対策はしますが、それだけでは不十分。とにかくお腹を温めたいので、これは有効ですね。」
今後は個体によるフィット感などの点で、改良が加えられればさらに万全では?と宿題もいただいた。全頭装着による暖房費削減などにも取り組んでみたいと意欲的だ。